高市選手は、東京都出身の30歳。

小外刈りや内股といった投げ技に加え、寝技も得意としてリオデジャネイロ大会からパリ大会まで、女子63キロ級で3大会連続でオリンピックに出場しました。

いずれも個人ではメダルの獲得はなりませんでしたが、パリ大会の混合団体の2回戦で抽せんで階級を選ぶ代表戦に出場し、一本勝ちするなど混合団体では、2大会連続で銀メダルを獲得しました。

高市選手は30日、所属先の企業を通じて引退を表明し、この中で「現役生活は関わってくださった皆さまのおかげで、大好きな柔道を通して、素晴らしい経験をし、彩り豊かなものにすることができました。本当に幸せな現役生活でした」と振り返りました。

今後は所属先の企業の柔道部でコーチを務めるということで「ここまで経験してきたことを生かしつつ、これからは多くのことを学び、柔道界、世の中に少しでも貢献できるよう、より一層努力していきたいと思います」と抱負をコメントしました。

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