第77回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)の準々決勝2試合が28日、神奈川県内であり、埼玉県勢では浦和実(埼玉1位)が2―0でつくば秀英(茨城1位)を破り、準決勝進出を決めた。

 浦和実は初回、野本大智(2年)の適時打で先制し、六回にも野本の適時内野安打で追加点を奪った。投げては石戸颯汰(2年)が完封した。辻川正彦監督は「執念の勝利だ」とたたえた。

 来春の選抜大会出場が濃厚になったが、野本は「甲子園のことばかり考えていると足元をすくわれると思うので、目の前の試合を丁寧に戦っていきたい」と話した。来月2日の準決勝は横浜(神奈川1位)と対戦する。(恒川隼)

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