2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズン、フィギュアスケートのグランプリシリーズの第2戦、カナダ大会は27日、男子シングル後半のフリーが行われました。

前半2位の佐藤選手は、冒頭の4回転ルッツで転倒し、トリプルアクセルも失敗するなど、ジャンプの精彩を欠き、フリーは164.64で4位となったものの、前半との合計では261.16となり2位に入りました。

一方、前半3位の山本選手は、4回転トーループで転倒しましたが、安定感のある滑りで演技をまとめ、フリーで164.84、合計257.00で4位でした。

優勝は、前半トップのアメリカのイリア・マリニン選手で、得意のジャンプで一部にミスはあったものの、4回転や3連続を次々と決めるなど質の高い演技を披露して195.60をマークし、フリーでもトップでした。

マリニン選手は合計301.82の高得点で2位に40点あまりの大差をつけてシリーズ2戦連続で優勝し、ことし12月にフランスで開かれるシリーズの上位選手で競うグランプリファイナルへの出場を決めました。

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