ことしの日本シリーズは、4年ぶりにパ・リーグを制したソフトバンクと、セ・リーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち上がったDeNAが7年ぶりに対戦し、26日の第1戦は、ソフトバンクが有原航平投手の投打にわたる活躍もあり、5対3で勝ちました。

第2戦は、26日に続き横浜スタジアムで行われ、ソフトバンクは1回に4番の山川穂高選手がツーランホームランを打って先制しました。

このあともレギュラーシーズン打率12球団トップの強力打線が力を発揮し、3回には牧原大成選手、4回には山川選手がタイムリーヒットを打つなど、4回までに6点をリードしました。

投げてはパ・リーグで最優秀防御率のタイトルを獲得した先発のモイネロ投手が、ヒット8本を打たれながら7回途中3失点と、粘りのピッチングをみせました。

3点をリードしてむかえた9回は、26日に3失点と苦しんだ抑えのオスナ投手が危なげなく3人で抑えて、ソフトバンクが6対3で勝ち、対戦成績を2勝0敗としました。

そして、2018年の日本シリーズ第3戦から続く最多連勝の記録を「14」に伸ばしました。

一方、敗れたDeNAは、先発した大貫晋一投手が3回途中5失点と、試合を作れず序盤から苦しい展開となりました。

打線は5回に、桑原将志選手のタイムリーツーベースで2点を返し、7回には牧秀悟選手のタイムリーツーベースで3点差に迫りましたが、26日の試合で左足に自打球を受けて途中交代した主軸のオースティン選手がベンチを外れた影響もあり、勝負どころでつながりを欠きました。

28日は移動日で試合はなく、第3戦は、29日にソフトバンクの本拠地、福岡市のみずほPayPayドームに場所を移して行われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。