再来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンとなる今シーズン、スピードスケートの国内開幕戦となる全日本距離別選手権は、長野市で最終日の競技が行われました。

このうち女子1000メートルには、日本記録保持者で前回の北京オリンピックで金メダルを獲得した30歳の高木選手が出場しました。

高木選手は序盤からスピードに乗って前半の600メートルを全体トップのタイムで通過し、残り400メートルは持ち味の持久力を生かした滑りを見せて、みずからが持つ大会記録を0秒01更新する1分14秒20で優勝しました。

高木選手はこの種目大会8連覇でオリンピック金メダリストの実力を示すとともに、25日の女子1500メートル、26日の3000メートルとあわせて今大会3冠達成です。

また、男子1000メートルは28歳の新濱立也選手が国内最高記録を0秒02更新する1分8秒33のタイムで4年ぶり3回目の優勝を果たしました。

新濱選手は男子500メートルに続いて今大会2冠です。

このほか、女子5000メートルは21歳の堀川桃香選手が7分6秒57のタイムで3連覇を果たしました。

堀川選手はマススタートでも2連覇し、今大会2冠となりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。