ヤクルトから4位指名を受け、笑顔で会見する田中陽翔選手=群馬県高崎市の健大高崎高で
24日に行われたプロ野球ドラフト会議で、群馬県内の高校からは健大高崎の田中陽翔(はると)内野手がヤクルトに、前橋商の清水大暉投手が日本ハムにそれぞれ4位で指名された。 校内でテレビ中継を見守っていた田中選手は、指名で自身の名前が呼ばれると一瞬肩をすくめて驚いた表情を浮かべた。指名後に記者会見し「行きたかったチームで、とてもうれしい。チームから愛され、必要とされる選手になりたい」と笑顔を見せた。 強肩強打の大型遊撃手で高校通算21本塁打を記録。春の選抜高校野球大会(甲子園球場)の優勝にも貢献した。目標は元ヤクルトの宮本慎也さんで「宮本さんの2000本安打とゴールデングラブ賞の数を超すことを目指します」と声を弾ませた。父の充(たかし)さん(49)もヤクルトで投手としてプレーした。「チームやファンに愛される選手になってほしい」とエールを送った。(石井宏昌) ◇◆明和町出身、法政大の篠木健太郎投手はDeNA2位
清水投手は192センチの長身から投げ下ろす角度ある直球が魅力の本格派右腕。「日本ハムは雰囲気が明るい印象」と語り、「地道に努力して、いずれは球界を代表するような投手になりたい」と意気込んだ。 県関連では他に、明和町出身で法政大の篠木健太郎投手がDeNAの2位、上武大の荒巻悠内野手が巨人の3位に指名された。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。