プロ野球の日本シリーズは、セ・リーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち上がり7年ぶりの出場となるDeNAと、パ・リーグで優勝しクライマックスシリーズファイナルステージも3連勝で突破して4年ぶりの日本一を目指すソフトバンクが対戦します。

前日の25日は第1戦が行われるDeNAの本拠地の横浜スタジアムで会見が行われ、三浦監督は「相手は走攻守すべてのレベルが高く強いチーム。うちは全員が束になってかかっていかないと勝てない相手だと思う」と、今シーズン勝ち越し「42」という圧倒的な強さを見せたソフトバンクを警戒していました。

そのうえで「短期決戦なので守りがポイントになる。しっかり守ったからこそ勝ててきたので、日本シリーズでも守れるように準備したい。クライマックスで作った勢いのまま、チーム一丸で戦っていく」と26年ぶりの日本一に向けて抱負を述べました。

対するソフトバンクの小久保監督は「DeNAは強力打線というイメージがある。特にオースティン選手には交流戦でもホームランを打たれたし、長打が打てるバッターが多いので警戒したい」と相手の印象について話しました。

そして「大リーグのワールドシリーズと重なるので、日本を代表して戦う中でそれに値する試合をしないと扱いは大きくならないから、責任もって戦いたい」と意気込んでいました。

また、監督会議では例年どおり日本シリーズで予告先発を採用することが決まり、26日の第1戦は、▽DeNAは今シーズン8勝7敗、防御率2.90のジャクソン投手、▽ソフトバンクが14勝7敗、防御率2.36の成績で最多勝のタイトルを獲得した有原航平投手と発表され、立ち上がりからどのようなピッチングを見せるのか注目されます。

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