プロ野球のドラフト会議が24日開かれ、目玉の一人だった金丸夢斗投手(関大)はセ・リーグ4球団が指名し、中日の井上一樹新監督が当たりくじを引いた。
DeNA、阪神、巨人と競合し、最初にくじを引いた井上監督は「夢でお告げをもらって、初志貫徹した」と、下から2番目を選んだ。「交渉権確定」の文字を確認すると、派手にガッツポーズを見せて「脱臼しました」と興奮気味に語った。
一連の1位指名の抽選には、西武の西口文也、阪神の藤川球児、オリックスの岸田護と3人の新監督が挑んだ。だが、見事に交渉権を引き当てたのは井上監督だけだった。
「日本のアマチュアでナンバーワン左腕」との評価で、自身の中では1週間ほど前に1位指名を決めていたという。交渉に向けて「(夢斗の)名前が素晴らしい。一緒に夢をかなえましょう」とカメラ越しにメッセージを送った。【川村咲平】
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