【セ・リーグ 投手部門】
昨シーズン、ドラフト1位でヤクルトに入団した吉村投手は、9月と10月の5試合に先発登板し、リーグトップの4勝、リーグ2位の防御率1.04をマークしたほか、9月4日の巨人戦では、プロ初の完封勝利をあげるなど活躍し、初めて受賞しました。
【セ・リーグ 打者部門】
打者部門は、巨人の岡本和真選手が去年6月以来、3回目の受賞を果たしました。
岡本選手は、9月、10月の25試合にすべて4番として出場し、しれつな優勝争いが続く中、リーグトップとなる出塁率4割2分7厘をマークし、打率3割5分1厘、ホームラン6本、18打点の成績で、チームの4年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。
【パ・リーグ 投手部門】
日本ハムの伊藤大海投手が、ことし3月と4月に続いて、2回目の受賞となりました。
伊藤投手は、9月、10月の5試合に先発登板し、すべての試合で7回以上を投げてリーグトップに並ぶ4勝をマークしました。
【パ・リーグ 打者部門】
ソフトバンクの栗原陵矢選手が、ことし5月に続いて2回目の受賞となりました。
栗原選手は26試合に出場し、リーグトップに並ぶ33本のヒットを打ち、リーグトップの24打点をあげるなど、勝負強いバッティングでチームの4年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。
ヤクルト 吉村「選んでいただいて大変光栄」
ヤクルトの吉村貢司郎投手は、初めて月間MVPを受賞したことについて「1試合1試合どうやったら勝てるのかを考えながら取り組んでいった結果が、後半うまくいった。僕1人の結果じゃないと思っているので、いろいろな方々の支えがあっての受賞だと思う。選んでいただいて大変光栄です」と話しました。
そして、来シーズンに向けて「僕自身、まだまだ成長しないといけないところがたくさんあると思うので、来年、どう成長していくかを考えながら、来年に向けて取り組んでいきたい」と意気込みました。
巨人 岡本「素直にめちゃくちゃうれしい」
巨人の岡本和真選手は「自分の数字を見ていなかったので、受賞を言われるまで全然わからなかった。月間MVPは自分が打っているときでも、もっと打っている人が必ずいるので、意外と取るのが難しい。その中で選ばれたことは素直にめちゃくちゃうれしい」と喜びを語りました。
そして、「9月に優勝を決めることができ、その月に月間MVPに選んでもらえる活躍ができてよかった。優勝争いをしている中だったので、集中して1打席1打席に入れたと思う」と振り返っていました。
日本ハム 伊藤「すごく自信にもなった」
日本ハムの伊藤大海投手は、今シーズン2回目の月間MVPの受賞について、「3月と4月に受賞して、最後の月も受賞できて、真ん中は何をしていたのかなという気持ちはあるけど、うれしく思います。シーズン後半に完投する投球ができたということは、ことし1年間やってきた中で、すごく自信にもなった。完投することにはこだわっているので、来シーズン以降、そういう投球が多くできるような準備をしていきたい」と話していました。
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