フィギュアスケートのグランプリシリーズ初戦、アメリカ大会の女子シングルは、19日、後半のフリーが行われました。
前半のショートプログラムで4位だった23歳の樋口選手は序盤、3回転のルッツと2回転トーループの連続ジャンプを滑らかに決めました。
後半は2つ予定していたコンビネーションジャンプのうち1本目の最初の3回転ルッツの着氷が乱れて連続ジャンプに出来ませんでしたが、2つ目を予定していた2連続から3連続に変更して、そのミスをカバーしました。
そしてすべてのスピンとステップを最高評価のレベルフォーでそろえ、フリーでは全体トップの130.81をマークして合計196.93とし逆転でグランプリシリーズ初優勝を果たしました。
また前半3位だった22歳の渡辺倫果選手が合計195.22で2位に順位をあげ、日本選手が1位と2位になりました。
前半10位だった青木祐奈選手は3つ順位を上げて7位でした。
男子の前半のショートプログラムでは三浦佳生選手が自己ベストで2位、島田高志郎選手が6位、吉岡希選手が7位でした。
初優勝の樋口新葉「ビックリしているがうれしい」
グランプリシリーズで初優勝した樋口新葉選手は「生まれて初めてグランプリシリーズで優勝することが出来たのでビックリしているがうれしい。2週間後にフランス大会があるので、そこではきょうよりもっといい演技をして、また表彰台に乗れるようにしたい」と笑顔で話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。