男子SPを前に練習に臨む三浦佳生=米アレンで2024年10月19日、猪飼健史撮影
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ第2日は19日、米テキサス州アレンで男子ショートプログラム(SP)に向けた公式練習があり、日本の三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)、島田高志郎(木下グループ)、吉岡希(法大)の3選手が調整した。

 米国入りしてから、以前肉離れした古傷の左太ももの痛みが強まったことを明かした三浦選手だが、この日は軽快な滑り。曲をかけた滑りでは4回転サルコウ―3回転トーループの連続ジャンプをクリーンに降りた。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と4回転トーループは体勢を崩したがしっかりと着氷。練習後は「バッチリです。全然、昨日までと違います」と穏やかな表情で引き揚げた。

 島田選手、吉岡選手は本番衣装で調整した。世界王者のイリア・マリニン選手(米国)は軽々と4回転ジャンプを複数種類降り、好調な様子だった。【アレン倉沢仁志】

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