第9回プリンセス駅伝で、一斉にスタートする1区の選手たち=福岡県宗像市で2023年10月22日、徳野仁子撮影

 第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝、11月24日・宮城県)の出場権を懸けた第10回予選会「プリンセス駅伝in宗像・福津」(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社など共催、岩谷産業協賛、福岡県宗像市・福津市など後援)は20日午後0時10分から宗像市の宗像ユリックスが発着点の6区間42・195キロのコースで争われる。30チームが出場し、上位16チームがクイーンズ駅伝の出場権を得る。

 全日本に昨年まで13年連続32回出場していた九電工は、選手のけがによりメンバー編成ができなくなったため欠場となった。

 19日に宗像市内で行われた監督会議でオーダーが承認された。今夏のパリ・オリンピック代表組では、樺沢和佳奈(三井住友海上)がアンカーとなる6区(6・695キロ)、後藤夢(ユニクロ)が2区(3・6キロ)を担う。

 8月にワコールからしまむらに移籍した東京五輪1万メートル代表の安藤友香は前半の主要区間となる3区(10・7キロ)で走り、9月のベルリン・マラソンで日本歴代7位の2時間20分31秒をマークした細田あい(エディオン)は補欠に回った。

 レースの模様はTBS系全国ネットで生放送される。【藤田健志】

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