市街地で白熱のレースを披露する選手たち=宇都宮市で2024年10月19日午後3時41分、池田一生撮影
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 アジア最高峰の自転車ロードレース「ジャパンカップ」の「クリテリウム」が19日、宇都宮市の大通りで開かれた。宇都宮ブリッツェンを含む国内外20チームが世界トップクラスのレースを披露し、沿道に集まった約5万3000人(主催者発表)を熱狂させた。

 周回コース(2・25キロ×15周=33・75キロ)で行われ、観客は目の前をハイスピードで駆け抜ける選手たちに拍手をしたり、「頑張れ」と声を掛けたりして、沿道は熱気に包まれた。レースは序盤から逃げていた集団から抜け出した米チーム「リドル・トレック」のトムス・スクインシュ選手が優勝した。

 コース脇から声援を送った宇都宮市の会社員、佐野宏一さん(26)は「間近で見ると選手たちのスピード感がすごくて、とても迫力があった」と楽しんでいた。

 20日は午前10時から宇都宮市森林公園の周回コースで「ロードレース」が行われる。【池田一生】

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