ヘルナンデス選手は5月に加入し、8月中旬まで56試合に出場して打率2割9分4厘、ホームラン8本、30打点と活躍しましたが、試合中の守備で左手首を骨折し8月12日に1軍の出場選手登録を抹消されました。
その後、リハビリを続け今月17日に宮崎で行われている若手選手中心の教育リーグ「フェニックス・リーグ」で実戦復帰を果たしました。
そして18日夜、急きょ宮崎から東京に移動し、19日夜の試合前の練習から1軍に合流しました。
ヘルナンデス選手は、バッティング練習でスタンドまで届く鋭い当たりを何本も打って状態のよさをうかがわせました。
クライマックスシリーズのファイナルステージで、巨人は3試合でわずか2得点と打線が足を引っ張りDeNAに3連敗を喫して王手をかけられています。
こうした中、実戦復帰して間もないヘルナンデス選手に頼らざるをえない形で、持ち味の勝負強さが発揮されるか注目されます。
ヘルナンデス選手は「チームが勝つために何でもしたい。フェニックス・リーグでは1試合しか出ていないが、1試合で十分だったと言えるぐらい状態はいい。準備は万全だ」と意気込んでいました。
また、レギュラーシーズン全試合に出場しながら左脇腹を痛めて登録を外れていた吉川尚輝選手も19日夜の試合に向けて1軍登録され、追い込まれた状況の中、総力戦で臨む形となりました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。