今シーズンのオリックスはパ・リーグ4連覇を目指しましたが5位に終わり、中嶋聡監督の後任に岸田投手コーチが新たに監督として就任しました。
オリックスは17日、岸田新監督のもと大阪 此花区にある2軍の球場で秋の練習をスタートさせました。
まず岸田監督は選手たちに「中嶋さんという偉大な監督に頼りきっていたところもあったと思う。全員が同じ方向を向いて戦えるように全力でやっていくので、ついてきてほしい」と呼びかけました。
このあと、今シーズン打線の中軸を担った太田椋選手などのバッティングの様子を確認したり、将来、エースとしての活躍が期待される山下舜平大投手やスタッフなどとことばを交わしたりしていました。
岸田監督は「能力が高い選手が多いので、一つのかたまりとなって戦うことができるようにサポートしていきたい。必死に頑張ることでファンに喜んでもらい、応援したくなるようなチームにしていきたい」と意気込みを話していました。
オリックスは今月下旬まで秋季練習を行ったあと、来月5日から高知市でキャンプに入ります。
ファンからは岸田新監督に期待の声
練習が行われた球場のスタンドには50人ほどのファンが集まり、岸田新監督に期待の声が上がっていました。
このうち大阪 守口市の20代の男性は「岸田護監督はオリックス一筋の方なので、ぜひ優勝してほしい。年齢が40代前半で選手と近く、これまでの教育方針が分かっている人だと思う。『マモ』さんはコミュニケーションを密にすることで、チームの新しい可能性を広げてくれる監督だと期待している」と話しました。
奈良市の60代の男性は「若い監督で選手との年齢が近く、コミュニケーションをとりやすいと思うので期待している。もう一度、日本一になって、一緒に球場で万歳をしたい」と話していました。
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