《第3戦の見どころは》
13日に行われた第1戦で、ドジャースは1番・指名打者で出場した大谷翔平選手が、4打数2安打1打点、フォアボールが1つと活躍し、9対0で勝ちましたが、14日の第2戦は、序盤から得点を重ねたメッツが7対3で勝って、対戦成績は1勝1敗となりました。
【第1戦を詳しく】メッツ×ドジャース
【第2戦を詳しく】メッツ×ドジャース
第3戦からは、球場をメッツの本拠地ニューヨークの「シティー・フィールド」に移して行われます。
【ドジャース】
ドジャースの先発は、今シーズン、おととし受けたトミー・ジョン手術から復帰したものの、わずか1勝にとどまった、ビューラー投手です。パドレスとの地区シリーズでは第3戦に先発し、味方のミスもあって序盤に大量失点して、5回6失点で負け投手となりましたが、2020年のプレーオフでは5試合に先発して防御率1.80とチームのワールドシリーズ制覇の立て役者となるなど、大舞台で強さを見せました。
ビューラー投手は15日の会見で「前の試合では6失点したが、感覚はいい。私の最大の強みは自信を持っていることだ」と強気な姿勢を見せていて、第2戦で先頭打者ホームランを打った1番のリンドー選手や、プレーオフで打率3割7分8厘と好調のビエントス選手など、メッツ打線の勢いを止めるピッチングが期待されます。
また、打線はここまでプレーオフ7試合で打率2割2分2厘となっている1番の大谷選手が、調子を取り戻せるかが、大きなカギを握ります。
【メッツ】
今シーズン11勝をあげたセベリーノ投手が先発します。セベリーノ投手はドジャース打線と対戦するうえで、大谷選手をいかに抑えるかをポイントにあげていて、地区シリーズで大谷選手を6打数ノーヒットに抑えたパドレスのダルビッシュ有投手のピッチングを参考に対戦に臨む構えです。
ドジャースが投打で力を発揮して一歩リードとなるのか、メッツが本拠地最初の試合で勝って勢いに乗るのか、注目です。
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