ロッテは14日、クライマックスシリーズ ファーストステージの第3戦に敗れて、ファイナルステージ進出を逃し、今シーズンを終えました。

試合後、ロッテの松本球団本部長が報道陣の取材に応じ、けがによる途中離脱はあったものの、5年目で初のふた桁、10勝を挙げた今シーズンの佐々木投手について、「クライマックスシリーズを決める楽天戦や今回の第1戦も、すばらしいピッチングだった。途中離脱してしまうこともあったが、ふた桁、10勝をあげるのはプロ野球でも大変なことで、十分活躍してくれたと思っている」と評価しました。

そのうえで、ことし1月に佐々木投手が将来的な大リーグ挑戦の意向を明らかにし、シーズンオフの動向が注目されていることについて、「前も言ったが、入団当初から毎年、朗希とは話しているので、ことしも変わらずそういう話をすることになると思う。彼も夢を持っていて、一つ一つ話し合いながら進めていきたい」と述べ、入団以来、行ってきたという話し合いの場を、今後も設ける考えを示しました。

プロ5年目で22歳の佐々木投手は、FA=フリーエージェントの権利を取得しておらず、大リーグを目指すには、球団がポスティングシステムによる移籍を認める必要があります。

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