埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部で開かれているゴルフの国内メジャー大会の一つ『日本オープン』は12日、第3ラウンドが行われました。

首位と1打差の3位から出た33歳の木下選手は、10番・パー4で難しいラインのバーディーパットを沈めました。

その後、11番と15番ではボギーをたたいたものの、17番のパー3でティーショットをピンそばに寄せて、このホールをバーディーとしました。

木下選手は、この日、バーディー3つ、ボギー3つのイーブンパーで回り、難しいコースセッティングにほかの選手がスコアを伸ばせない中で、通算3アンダーで首位に浮上しました。

木下選手は、ことし5月に国内ツアー大会で3年ぶりに優勝していて、2021年の日本ツアー選手権以来の国内メジャー制覇を目指します。

また、首位から出た国内ツアー通算2勝の池村選手はバーディー2つ、ボギー3つで1つスコアを落としたものの、木下選手とともに通算3アンダーで並んで首位をキープしています。

1打差の3位には
▽この大会で2勝を挙げている稲森佑貴選手と
▽過去に2回賞金王に輝いた今平周吾選手の2人がつけています。

去年の国内ツアー賞金王でパリオリンピック代表で池村選手とともに首位から出た、中島啓太選手は、スコアを3つ落とし通算1アンダーの5位に後退しました。

木下稜介「最高の位置で最終日に」

第3ラウンドで首位に並んだ木下稜介選手は「コースセッティングが厳しく一息つけるホールがなかった。その中で自分の持っている力を出し切って、なんとか耐えて終えることができたのでよかったと思う。最高の位置で最終日を迎えることができるので、すべての力を出し切って、勝てるように全力で頑張りたい」と話していました。

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