パ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージは、初開催となる北広島市のエスコンフィールド北海道で12日から始まり、就任3年目の新庄剛志監督の下、2年連続の最下位からレギュラーシーズン2位と躍進した日本ハムと3位のロッテが対戦しました。
ロッテは、先発の佐々木投手が不安定な立ち上がりで1回、先頭バッターにフォアボールを出しましたが、キャッチャーの佐藤都志也選手が盗塁を狙った一塁ランナーを刺して進塁を許さず無失点に抑えました。
打線は0対0の5回に7番・中村奨吾選手が日本ハムの先発、加藤貴之投手からソロホームランを打って先制し、7回にも5番のポランコ選手にソロホームランが出てリードを2点に広げました。
佐々木投手は2回以降は立ち直り、7回、2アウト二塁と初めて得点圏にランナーを背負いましたが、2本のヒットを打たれていた万波中正選手から三振を奪い、ピンチを切り抜けました。
佐々木投手は8回112球を投げて三塁を踏ませず三振9個、ヒット5本に抑えるピッチングでロッテが2対0で勝ちました。
日本ハムは今シーズン、ロッテから5勝をあげていた加藤投手が、7回途中2失点と試合を作りましたが、打線が佐々木投手を打ち崩すことができませんでした。
ロッテは13日の第2戦に勝てばファイナルステージ進出が決まります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。