ラグビーの成年男子は8日、決勝で千葉代表と対戦しました。1年前の鹿児島国体では準優勝だった佐賀代表。去年の悔しさを胸に、大一番に臨みました。
【リポート・波佐間崇晃】
「小雨が降り、風が吹いています。成年男子決勝、まもなく決戦の火ぶたが切られます」
2014年、長崎国体以来の優勝を狙う成年男子。決勝は千葉との対戦です。
いきなり仕掛けたのは佐賀でした。
去年の鹿児島国体では少年男子のカテゴリーで優勝まで1歩届かなかった大和哲将がチームに勢いをつけます。
大和の高校時代の同級生、井上達木は風を計算した安定したキックで得点を積み重ねています。
さらに、選手兼監督を務める副島亀里ララボウ・ラティアナラ。
41歳でもはつらつとしたプレーで相手を突き放します。
その後も攻守で相手を圧倒する佐賀。そして…。
【実況】
「ノーサイドのホイッスル。佐賀でラグビーへの思いを強くした選手たちが佐賀で栄冠をつかみました!」
高校時代を過ごした佐賀で1年越しの夢を叶えた大和。
恩師、佐賀工業高校ラグビー部の小城博総監督と抱き合い喜びを分かち合います。
【ラグビー成年男子佐賀代表 去年鹿児島国体で準優勝 大和哲将選手】
「去年、鹿児島国体で本当に優勝する気持ちでいて、こうやって佐賀の地で去年の悔しさを晴らすことができてうれしいです」
【ラグビー成年男子佐賀代表 去年鹿児島国体で準優勝 井上達木選手】
「高校3年間、お世話になった人たちも応援に来てくれたし後輩たちも見に来てくれたので、優勝はもうめっちゃうれしいです」
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