プロ野球阪神が、来季の新監督候補を藤川球児球団本部付スペシャルアシスタントに一本化して調整を進めていることが6日、関係者の話で分かった。粟井一夫球団社長は同日、岡田彰布監督が今季限りで退任し、フロント入りすることを発表。後任については「しかるべき時期に公表する」と話すにとどめた。

 藤川氏は1999年に高知商高からドラフト1位で阪神入りし、救援投手として活躍した。2005年は岡田監督の下でリーグ優勝に貢献、20年に現役引退した。

 岡田監督はこの日、甲子園球場での練習前に選手らを集め直接辞意を伝えた。選手会長の中野拓夢内野手は「有終の美というか、監督をもう一度胴上げしたい」と話した。(共同)

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