サッカーJ3は10月5日、今シーズン2度目の「信州ダービー」が行われます。プレーオフ進出へ負けられない山雅と、浮上のきっかけをつかみたいパルセイロ。意地のぶつかり合いとなりそうです。

11勝10分け9敗でリーグ7位につける松本山雅。昇格プレーオフ圏内の6位とは勝ち点差で並んでいますが、なかなか連勝できず勢いに乗れていません。

今の課題は決定力を高めること。2日もゴール前の連携を入念に確認していました。

松本山雅FC・安藤翼選手:
「どんなボールが来てもゴールに自分が決めるって思いで常に準備しています」

松本山雅FC・霜田正浩監督:
「やっぱりどれだけ攻めても点が入らないと勝ち点につながりませんから、ちゃんと決定力を上げていきたい」

J3で信州ダービーが復活した2022年以降、対戦成績は山雅の2勝2分け1敗。

ただ、長野Uスタジアムでは勝利がありません。「信州ダービー」で勝利し、プレーオフ進出にはずみをつけたいところです。

松本山雅FC・菊井悠介選手:
「相手のスタジアムでまだ勝ったことがない。ゴールに関われるようにプレーしたいと思います」

松本山雅FC・霜田正浩監督:
「信州ダービーは必ず勝ち点1ではなくて3を全力で取りにいきたいと。順位も含めて僕らがこれから一つも負けずに全部勝ち点を積み上げていく」

7勝11分け12敗で16位にとどまっている長野パルセイロ。ここ6試合、白星からも遠ざかっていて、「信州ダービー」で勝利し、浮上のきっかけをつかみたいところです。

AC長野パルセイロ・高木理己監督:
「常に勝ちたいと思っています。もうそれ以外ないです」

AC長野パルセイロ・山中麗央選手:
「負けられない戦いなので90分で決着をつけて、こっちの方が強いことを見せつけたい」

2日の練習でも攻撃の強化に向けたトレーニングに力を入れていました。長野Uスタジアムには多くのサポーターが駆け付けると予想され、チームも「いいところ見せたい」と意気込んでいます。

AC長野パルセイロ・三田尚希選手:
「一人一人が、チームがどうやったら勝つかを考えながら練習している。サポーターの方たちが熱いので背中を押してくれる、応えないといけないと思うので勝利のためだけに戦いたい」

AC長野パルセイロ・高木理己監督:
「このダービーに向かうことはお互いにとって、いろんな思いを背負いながらぶつけ合うもの。打ち合いになる試合になるのでは」

信州ダービーは5日、長野Uスタジアムで午後4時半から行われます。

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