いよいよあさって5日に迫った国民スポーツ大会の開会式。式典には県内のパフォーマーも参加し華を添えます。このうち佐賀市のチアダンスクラブは開会式が貴重な“晴れ舞台”になると笑顔で練習に励んでいます。

県内の高校生や劇団など1000人以上がパフォーマーとして参加する開会式。
その冒頭は公募企画“ファンタイム”として県内の8組の団体がトップバッターを飾ります。

【掛け声】
「1元気と笑顔は120パーセント、2挨拶・返事は大きな声で、3常に思いやりを持つ、4感謝の気持ちを忘れない、よろしくお願いします」

円陣を組むのは佐賀市のチアダンスクラブ、ROMICHEER。ファンタイムに参加するチームです。

【小学生】
「曲が流れてたらなんか勝手に体が動いちゃう」
【中学生】
「団結力とかみんなで高め合うことができるので、そういうとこが好き」

本番まで1カ月を切ったこの日、開会式と同じ会場で他のチームも交えて総合練習会に臨みました。この日の最高気温は36℃を超え、太陽がじりじりと照りつける中“笑顔”でパフォーマンスを披露します。

【中学生クラスキャプテン 苅屋結愛さん】
「メンバー全員いなかったんですけど、本番の雰囲気を考えながらしっかり踊れたのでいい練習になった。開会式なのでみんなに楽しんでもらえるような踊りがしたい」

佐賀市川副町を拠点に練習に励むROMICHEER。メンバーは幼稚園児から中学3年生までの38人です。

【選抜クラスキャプテン 古賀羽琉さん】
「(部活に入らず)チアだけでやってます、(将来は)チアの先生とかインストラクターとかになって魅力を多くの人に伝えれたら」

この日は開会式に向け全員が集まる最後の合同レッスンです。

【選抜クラスキャプテン 川原田陽乃さん】
「小さい子とかの方が声が出てたりとか、いつも笑顔でやってくれるのはとてもいいなと」

組体操や高いジャンプなどダイナミックな演技が特徴のチアリーディングに対し、チアダンスは横一列に並ぶラインダンスなど華やかなパフォーマンスで観る人を笑顔にします。

【ROMICHEERインストラクター Hiroさん】
「テクニックとかをそろえていく、シンクロ率を見ていくダンス、あとはそのテクニックしながらでも笑顔を忘れない(ことが大事)」

振り付けを考案したのは?
4年前にクラブを立ち上げた、ダンスインストラクターのHiroさんです。

【ROMICHEERインストラクター Hiroさん】
「ロミチアのモットーっていうのが地域を元気づけてと、見ている人を笑顔、見ている人に笑顔を届ける」

普段は大会のほか地域のイベントに出演し、会場を盛り上げているメンバーたち。約7500人が訪れる開会式は貴重な“晴れ舞台”です。

【選抜クラスキャプテン 川原田陽乃さん】
「(普段は)少ないお客さんに見せているので(開会式で)たくさんの人数の方に見せられることは楽しみ」

訪れた人が笑顔になる思い出に残る開会式を目指して。いよいよあさって5日に本番を迎えます。

【中学生クラスキャプテン 苅屋結愛さん】
「みんなに笑顔を届けられるようなダンスを踊って、私たちがまず笑顔で頑張ることが大切」

【全員】
「国スポ頑張ります、ありがとうございました。ありがとうございました」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。