自身の写真などで装飾されたラッピング車両の前で撮影に応じる新大関大の里=28日、新潟県糸魚川市

 大相撲の新大関大の里が28日、中学と高校の6年間を過ごした新潟県糸魚川市の糸魚川駅で、自身の写真などで装飾されたラッピング車両のお披露目セレモニーに出席した。「全く想像していなかった。自分の写真が載った電車に乗るのは不思議な感覚」と喜びを口にした。その後は慣れ親しんだ地を巡り、約5千人が地域ゆかりの24歳の新星を祝福した。  ラッピング車両は、母校の海洋高の最寄り駅、能生駅などを通る「えちごトキめき鉄道」で今後2年間走る予定。大の里を含めた同高出身の関取4人の写真が使用されている。大の里が横綱昇進を果たした場合は、綱を締めた姿などに写真を差し替えるという。


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