大リーグ・ドジャースの大谷翔平(30)が27日(日本時間28日)、シーズン57個目の盗塁を決め、イチローがマリナーズ時代の2001年にマークした56盗塁の日本選手最多記録を更新した。
57盗塁まであと1盗塁としていた大谷は、27日に米コロラド州デンバーであった敵地ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場。二回に二盗を決め、新たな歴史を刻んだ。
大谷は昨秋に右ひじを手術し、今季は投打の「二刀流」を封印して打者に専念している。これまでのシーズン自己最多盗塁は、エンゼルス時代の21年に記録した26だった。
大谷はベッツが左手の骨折で離脱した6月中旬から「1番・指名打者」に定着すると、7月に12盗塁、8月に15盗塁、9月も25日(同26日)まで13盗塁と数字を伸ばした。(高橋健人)
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