パリ五輪スケートボード女子パークで、東京五輪に続いて2大会連続で銀メダルに輝いた開心那(ひらきここな)選手(16)が26日、北海道苫小牧市役所を訪れ、市の「郷土貢献者特別表彰」を受けた。開選手は市内在住で、同表彰を受けるのは、東京五輪に続いて2度目。市スポーツ協会も同日、特別賞を贈った。
市役所1階ロビーで行われた表彰式で、開選手は「皆さんの応援のおかげで自信をもって五輪に臨めた。これからも頑張るので応援をよろしくお願いします」と感謝の言葉を述べた。開選手が幼いころから大好きで、大会前などに験担ぎでも食べるというカレーラーメンを生んだ「味の大王」の中江友紀社長から、計3万円相当の食事券や36食分のカレーラーメンが贈られた。
開選手は、取材に「パリ五輪では、たくさんの観客で盛り上がり、自分のすべてを出し切るという目標が達成でき、銀メダルを持って帰れたので一番うれしい」と振り返った。五輪後、帰国してから右足を骨折する大けがをしたが、来年1月に開かれる国際大会に照準を合わせているという。(松本英仁)
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