元大関 琴奨菊の秀ノ山親方は、福岡県柳川市出身の40歳。
力強い出足で左四つやもろ差しからの重い腰を生かした「がぶり寄り」を持ち味に、平成23年の秋場所後に大関に昇進し、平成28年の初場所では初優勝を果たしました。
幕内在位の場所数は、歴代7位となる92場所、幕内の勝利数は歴代6位の718勝と、実力者として長く土俵を沸かせていました。
4年前に引退したあと、佐渡ヶ嶽部屋の部屋付きの親方として指導にあたってきましたが、26日に開かれた日本相撲協会の理事会で、秀ノ山親方が独立して、10月19日付けで新たに秀ノ山部屋を設けることが承認されました。
新たな部屋には、序二段の力士4人が佐渡ヶ嶽部屋から移籍します。
秀ノ山親方にとって、地元の福岡で行われる11月の九州場所が、秀ノ山部屋としての最初の場所となります。
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