メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)とトロント・ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が、メジャーで9度目の“花巻東対決”。

ふりそそぐ大ブーイング。
大谷選手に、移籍先として選ばれなかったブルージェイズの本拠地で実現した、“花巻東対決”。

第1打席は、ランナー3塁の場面。
大谷選手が鋭い打球を放つも、攻守に阻まれ、先輩・菊池選手に軍配が上がった。

続く第2打席も、ランナー3塁・1塁のチャンス。

菊池選手がブルージェイズ移籍後、最速となる158km/hを投じるが、大谷選手も負けじと力強くはじき返し、こちらも自己最速となる打球速度192km/hをマークした。

“剛速球”が生んだ“高速タイムリー”となった。

ブルージェイズ・菊池雄星投手「投げた瞬間にライト前に行っていたので、打球が速すぎて見えなかった。持っていかれたなという感じですけどね」

迎えた第3打席。
先輩・菊池選手が後輩・大谷選手を追い込むと、最後はカーブで空振り三振。

先輩の切れ味鋭い変化球に、ヘルメットを飛ばすほどの豪快な空振りを見せた大谷選手。

3度の対戦で1安打1三振と、気迫がぶつかり合う“花巻東対決”となった。

試合後、後輩との対決に充実した表情を見せた菊池選手は「いいバトルができたかなと。(大谷は)No.1のバッターに確実になっていると思うから、対戦できるというのは本当に幸せなことだなと思います」と話した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。