24歳の池江選手は、2019年に白血病と診断されて一時、競技を離れ、およそ10か月の入院生活などを経て翌年8月にレースに復帰しました。
そして2021年の東京オリンピックにはリレー種目で出場し、3大会連続のオリンピック出場となったパリ大会では個人種目の女子100メートルバタフライで準決勝に進出しました。
池江選手は25日、自身のインスタグラムを更新し、5年前に診断された白血病の症状や異常が見られなくなった「完全寛解」を迎えたと報告しました。
この中で池江選手は「退院してからの生活は想像以上に大変で、退院後も別の大きな病気をしたり、精神的にも苦しかった時期もありました」と振り返りました。
そして「今でもとても長い5年間だったなと感じています。そんな5年間の中で2回のオリンピックを経験できたことは非常にうれしく思います」としたうえで「泳げるようになった幸せと、泳げるようになったことで感じる苦しさと、むなしさと、悔しさ。私の中には逃げるという選択肢はないので、これからもそんな自分と闘いながら全力で競技と向き合いたいと思います」とつづっています。
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