大関昇進を伝達される大の里(左から2人目)。同3人目は二所ノ関親方=茨城県阿見町の二所ノ関部屋で2024年9月25日午前10時18分、長谷川直亮撮影

 日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、秋場所で2場所ぶり2回目の優勝を決めた西関脇・大の里(24)=本名・中村泰輝(だいき)、二所ノ関部屋=の大関昇進を決めた。八角理事長の談話は下記の通り。

八角理事長(元横綱・北勝海)

 対策してくる相手に対し、力強く前に出る圧力と馬力のある相撲をみせてくれた。安定感があり立派だった。今後は大関として立場も変わり、求められるものも大きくなってくるが、相撲でも私生活においても全力士の手本となってもらいたい。攻めの姿勢を忘れず、強い気持ちを持ってまた一つ上の番付を目指して、今まで以上に日々の稽古(けいこ)に精進してほしい。

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