ラグビーの「パシフィックネーションズカップ」は環太平洋の6か国が参加する国際大会で、世界ランキング13位の日本は世界10位で去年のワールドカップではベスト8に入ったフィジーと対戦しました。

試合は両チームがペナルティーゴール1本ずつを決めた後の前半20分、日本のセンター、ディラン・ライリー選手がステップで抜け出したあと、みずからのキックでボールを前に出し、そのままキャッチしてトライにつなげ、勝ち越しました。

ライリー選手は、代表戦で5試合連続のトライとなりました。

しかし前半32分、スタンドオフで先発したキャプテン立川理道選手のキックパスがカットされ、カウンター攻撃からフィジーにトライを奪われて10対10の同点で試合を折り返しました。

後半、日本は徐々に規律が乱れてペナルティーを重ね、16分にはフィジーにペナルティーゴールを決められて10対13と勝ち越されました。

さらに、後半20分には連続攻撃からトライを奪われ、日本はミスが重なってこのあとも3つのトライを許して引き離されました。

日本は後半38分にウイングのマロ・ツイタマ選手がトライを返しましたが、後半はフィジーの一方的な展開となって17対41で敗れ、2019年以来3大会ぶりの優勝はなりませんでした。

フィジーは、大会最多の7回目の優勝です。

日本は10月26日に横浜市でワールドカップ優勝3回の強豪、ニュージーランドと対戦します。

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