【大阪ガス-パナソニック】一回、同点適時打を放ったパナソニックの宮崎恭輔選手(左)=京都市のわかさスタジアム京都で2024年9月19日、下河辺果歩撮影

 第49回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は19日、京都市のわかさスタジアム京都で敗者復活4回戦があり、パナソニックが昨年の本大会覇者の大阪ガスに2―1でサヨナラ勝ちした。大阪ガスは敗退し、今夏の都市対抗に続き、今季は2大大会の出場がかなわなかった。日本製鉄瀬戸内はアスミビルダーズに8―0でコールド勝ちした。

 パナソニックは三菱重工Westと、日本製鉄瀬戸内はミキハウスと20日の代表決定戦で対戦する。

パナソニック・金森敬之監督

 相手も負けられないのでしんどい試合になると想像していた。自分たちも気持ちで負けないようにとずっと言ってきた。

 投手がみんな頑張っている中で、定本(拓真投手)の状態がいい。どうやって定本につなぐかが今の勝てる方程式というか、(そうなるよう)イメージしながらやっている。

 (2安打を放った4番の宮崎恭輔選手は)試合を追うごとに成長している。今日は守備にも就いて無難にこなしてくれた。全国の舞台を経験するとさらに成長できると思うので、たどり着けるようにあと一つ必ず勝ちたい。

日本製鉄瀬戸内・米田真樹監督

 欲しかった先制点と課題だった追加点がすんなり取れたことが大きかった。

 (先発の川瀬航作投手は)彼も経験豊富で状況に応じた投球ができる選手。それを今日の試合でも実行してくれたことが打線にもつながった。

 敗者復活戦に回ってからは「しっかり3連勝する」とチームで確認した。あしたも総力戦で最後までやりきることを大事にしたい。

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