第49回社会人野球日本選手権の近畿地区予選は18日、京都市のわかさスタジアム京都で代表決定戦があり、NTT西日本が延長十二回タイブレークの末、三菱重工Westに7―6でサヨナラ勝ちし、2大会ぶり24回目の本大会出場を決めた。三菱重工Westは20日の代表決定戦でパナソニックと大阪ガスの勝者と対戦する。日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【下河辺果歩】
NTT西日本・河本泰浩監督
死闘だった。お互いに力を出し切った結果なので、この勝ちは大きい。こんなにタイブレークが続いて逆転してというのは、僕も初めての経験だった。
(先発の伊原陵人投手は)暑さもあり多分思うような投球ができていないと思うが、仕事はしてくれた。もっと圧倒するような投球ができる投手だと思うので、今後の成長につなげてほしい。
選手たちは全国で勝つ喜びを東京ドームで経験してくれたので、またそういう思いができるように万全の態勢で準備したい。
三菱重工West・津野祐貴監督
こういう試合になったが、(救援した)竹田(祐)はよく投げてくれたので責めることはできない。最後はとことん竹田でいこうと思っていたので、その中で打たれたのはこちらの責任でもある。竹田につなごうと考えていた通りの継投はできたが、それまでにもう少し点を取れたら良かった。先発の鮫島(優樹)は緩急を使って試合を作ってくれた。
今日の負けはダメージは大きいが、気持ちが切れたら終わりだと思うのでチーム一丸となって戦っていくしかない。
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