フィギュアスケート女子シングルの紀平選手は、18日、みずからのSNSで今月21日から開かれる中部選手権についてエントリーしていたものの、出場を見送ることを明らかにしました。

そして、3年前に疲労骨折した右足首の状態について、「ほぼ完治に近づき、毎日の氷上練習も再開できている」とする一方で、「安心して全力で動ける状態ではないという医師の判断があった」などと欠場の理由を記しました。

紀平選手は「今後も負担をかけない範囲でトレーニングや治療を続けていく。技術の向上とけがの完全回復を目指し、日々精進していく」と記したうえで、昨シーズンに続き、今シーズンの大会にも出場しないことを明らかにしました。

紀平選手は、兵庫県出身の22歳。

2018年に世界のトップ選手が出場するグランプリファイナルで優勝したほか、全日本選手権では2019年から2連覇していました。

しかし、北京オリンピックまで7か月ほどに迫ったシーズン直前の右足首のけがで、初のオリンピック出場を逃していました。

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