フィギュアスケート女子で2018年グランプリファイナル覇者の紀平梨花選手(トヨタ自動車)が18日、自身のX(ツイッター)で、3年前に負傷した右足首の影響により全日本選手権の予選を兼ねる中部選手権を欠場すると発表した。21~22年シーズン、23~24年シーズンに続くシーズン全休も表明した。
紀平選手は右足首の状態について「ほぼ完治に近づいており、毎日の氷上練習も再開できています」としつつ、「最新のMRI結果や私自身の感覚から、まだ安心して全力で動ける状態ではないとの医師の判断がありました」とつづった。指導を受けるブライアン・オーサー・コーチとも相談した上での結論だという。
「技術の向上と怪我(けが)の完全回復を目指し、日々精進していく所存です」と決意を記した紀平選手。「皆様の前で不安なく、自信を持って、のびのびと滑ることができる日を心待ちに、毎日精進して参ります。今シーズンは試合の出場はありませんが、これまで、そして今もいただいている応援やご支援に心から感謝しております。引き続き温かく見守っていただければ幸いです」と結んだ。【倉沢仁志】
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