秋場所は10日目を終えて大の里が初日からの連勝を「10」に伸ばし、星の差2つをつけて単独トップに立っています。

11日目の18日、大の里は琴勝峰との一番が組まれました。琴勝峰とはことしの初場所で対戦し、「押し倒し」で勝っています。

大の里は今場所見せている力強い立ち合いで相手の体を起こし、得意の右を差すか、左を押っつけて攻められるかがポイントになります。

一方、押しても組んでも相撲の取れる琴勝峰は、立ち合いで当たり負けず、突き放しながら距離を取って攻め、勝機を探りたいところです。

また、2敗で追う4人のうち、大関経験者の霧島は阿炎との関脇どうしの一番が組まれました。

過去の対戦成績は6勝6敗の五分で、霧島は立ち合いで阿炎の強烈なもろ手突きやのど輪に対して体勢を崩さず、前まわしをつかめればチャンスが生まれます。

残る2敗の平幕3人は、大関経験者の高安が3敗の遠藤との一番。若隆景と錦木は2敗どうしでの直接対決が組まれました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。