ソフトバンクの近藤選手は16日、京セラドーム大阪で行われたオリックス戦に5番・指名打者で先発出場しましたが、4回に二塁に盗塁した際に右足首を痛め、次の打席で代打を送られ、途中交代しました。

球団によりますと17日、福岡市内の病院で検査を受けた結果、試合の出場が困難であると判断され、1軍の出場選手登録を抹消されました。

小久保裕紀監督は17日夜、本拠地で行われる日本ハム戦を前に取材に応じ「本来はドクターストップだが、本人は最後までやりたいという中で、出場できるか確認したいと、球場に来た。しかし、やっぱり自分で『無理です』と言いに来た」と説明しました。

そして今後の見通しについては「思ったより復帰は早いかもしれないが、きょうの時点では動くのは難しい」と話しました。

近藤選手は今シーズン、ここまで129試合すべてに5番で先発出場していて
打率はリーグで唯一3割を超える3割1分4厘、出塁率4割3分9厘といずれもリーグトップの成績を残しているほか、ホームラン19本、72打点をマークしています。

ソフトバンクは16日までに今シーズン最多に並ぶ7連勝で優勝へのマジックナンバーを「5」まで減らしていて、4年ぶりのリーグ優勝が間近に迫る中で、近藤選手の離脱はチームにとって大きな痛手となりそうです。

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