【ツネイシブルーパイレーツ-三菱自動車倉敷オーシャンズ】延長タイブレーク十回裏、1死満塁からサヨナラの左前適時打を放つ三菱自動車倉敷オーシャンズの小柳周太=2024年9月17日午後2時13分、皆川真仁撮影

 第49回社会人野球日本選手権中国地区予選は17日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで代表決定戦が行われ、三菱自動車倉敷オーシャンズがツネイシブルーパイレーツに延長十回タイブレークの末に3―2でサヨナラ勝ちし、3大会ぶり8回目の本大会出場を決めた。ツネイシブルーパイレーツの初出場はならなかった。

 日本選手権は今秋に京セラドーム大阪で行われる。【皆川真仁】

三菱自動車倉敷オーシャンズ・首藤章太監督

【ツネイシブルーパイレーツ-三菱自動車倉敷オーシャンズ】延長十回タイブレークの末にサヨナラ勝ちして喜ぶ三菱自動車倉敷オーシャンズの選手たち(奥)=岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで2024年9月17日午後2時13分、皆川真仁撮影

 (予選リーグ初戦で敗れた)前の試合は引きずらず、自分たちの戦いをすれば勝機はあると思っていた。チームの軸である投手陣が粘ってくれた。(代走での途中出場からサヨナラ打を放った小柳周太は)なかなか出場機会がない中で、緊張した場面で本当によく打ってくれた。若いチームで浮き沈みがあるが、その分、爆発力もある。日本選手権ではまず1勝して勝ち上がっていきたい。

三菱自動車倉敷オーシャンズ・猪崎真也主将

 「同じ相手に2度は絶対負けないぞ」と試合前に声を掛けていたので、最後まで集中して戦えた。(ツネイシブルーパイレーツは)積極的に打ってくるチームなので、相手の攻撃を乗せないようにした。我慢強く戦った結果、最後に1点をもぎ取れた。みんなに連れて行ってもらうドーム。先を見ずに一戦ずつ戦いたい。

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