IOCの会長選挙は、バッハ会長が12年の任期を終えるのに伴い来年3月、ギリシャで開かれる総会で行われ、日本時間の16日、立候補者の届け出が締め切られました。

IOCの発表によりますと立候補したのは7人で、このうち渡辺氏が日本人として初めて立候補しました。

渡辺氏は、北九州市出身の65歳。2017年に国際体操連盟の会長に就任して日本人として22年ぶりに国際競技団体のトップとなり、よくとしからはIOC委員を務めています。

渡辺氏のほかに立候補したのは、
▽ヨルダンオリンピック委員会会長のファイサル氏、
▽世界陸連会長でイギリスのセバスチャン・コー氏、
▽IOC理事でジンバブエのカースティ・コベントリー氏、
▽国際スキー連盟会長でイギリスのヨハン・エリアシュ氏、
▽国際自転車競技連合会長でフランスのダビド・ラパルティアン氏、
▽IOCの元会長が父親で現在、副会長を務めるスペインのフアンアントニオ・サマランチ・ジュニア氏の6人です。

IOCの歴代の会長はヨーロッパ出身が8人、アメリカ出身が1人で、渡辺氏はアジア出身として初のトップを目指します。

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