【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は16日、来年に任期満了で退任するトーマス・バッハ会長(70)=ドイツ=の後任を選ぶ同3月の会長選挙に国際体操連盟(FIG)会長の渡辺守成氏(65)ら7人が立候補したと発表した。15日が届け出の締め切りだった。過去のIOC会長は米国人1人を除き8人が欧州出身。渡辺氏はアジアから初となるスポーツ界トップの座を目指す。

 渡辺氏は北九州市出身。2017年にアジア人初のFIG会長となった。現在2期目で、18年からはIOC委員も務めている。(共同)

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