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中入り後の勝敗
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関脇 大の里「一日一番集中して千秋楽まで頑張る」
幕内でただ1人、初日から8連勝としていた大の里は9日目の16日、先場所左を差されて「押し倒し」で敗れている平幕の若元春と対戦しました。
大の里は、立ち合いで踏み込み、もろ手突きで若元春の動きを止めて得意の左を差させず、左で押し込みながら土俵際まで追い込んで最後は体を寄せて「寄り倒し」で勝ち、ただ1人、初日から9連勝としました。
また、ここまで1敗の関脇 霧島は、平幕の湘南乃海と対戦し、立ち合いですぐに前まわしを引いて頭をつける体勢に持ち込み、「寄り切り」で勝ちました。
霧島は幕内でただ1人1敗を守り、勝ち越しを決めました。
一方、2敗の大関 琴櫻は平幕の宇良に押し負けて「押し出し」で敗れ、3敗目を喫しました。
中入り後の勝敗
▽新入幕の白熊に錦木は錦木が「寄り切り」で勝ち、6日目から4連勝で7勝2敗と勝ち越しまであと1勝としました。
▽北勝富士に高安は高安が「はたき込み」で勝って7勝目。
▽武将山に錦富士は錦富士が「肩透かし」。
▽北の若に輝は北の若が「寄り切り」。輝は8敗で負け越しが決まりました。
▽佐田の海に竜電は竜電が「寄り切り」。
▽新入幕の阿武剋に狼雅は狼雅が「寄り切り」。
▽玉鷲に金峰山は金峰山が「はたき込み」。
▽宝富士に欧勝馬は行司軍配差し違えで宝富士が「逆とったり」で勝ちました。
▽若隆景に翠富士は若隆景が「寄り切り」で勝って7勝2敗としました。
▽遠藤に豪ノ山は遠藤が「はたき込み」で勝って7勝目。
▽明生に一山本は明生が「肩透かし」。
▽美ノ海に琴勝峰は美ノ海が「突き出し」。
▽御嶽海に王鵬は物言いがつきましたが、御嶽海が「突き落とし」で勝ちました。
▽隆の勝に翔猿は翔猿が「押し出し」。
▽大栄翔に熱海富士は熱海富士が「押し出し」。
▽若元春に大の里は大の里が「寄り倒し」で勝って、ただ1人9連勝としました。
▽阿炎に正代は正代が「突き落とし」。
▽霧島に湘南乃海は霧島が「寄り切り」で勝って勝ち越しを決め1敗を守りました。湘南乃海は名古屋場所に続いての負け越しとなりました。
▽平戸海に大関 豊昇龍は豊昇龍が「すくい投げ」。
▽大関 琴櫻に宇良は宇良が「押し出し」。琴櫻は3敗に後退しました。
関脇 大の里「一日一番集中して千秋楽まで頑張る」
関脇 大の里は初日からの連勝を「9」に伸ばし、幕内でただ1人の勝ちっぱなしにも「何も気にしていない。体が動いてよかった。一日一番集中して千秋楽まで頑張る」と淡々と話していました。
関脇 霧島「どんどん前に出て相撲を取りたい」
関脇 霧島は湘南乃海に勝って自身としては最も早い9日目での勝ち越しを決めて「いいと思う。またいい相撲を一番一番取るしかない。どんどん前に出て相撲を取りたい」と話していました。
大関 琴櫻「切り替える」
大関 琴櫻は平幕の宇良に敗れて3敗目を喫し「いつもどおり変わらない。切り替える」とことば少なでした。
宇良「残りもしっかり頑張りたい」
勝った宇良は5勝目を挙げて白星先行となりましたが「何も考えていない。残りもしっかり頑張りたい」と静かに話しました。
大関 豊昇龍「攻めたのはよかった」
大関 豊昇龍は小結 平戸海に勝って3連勝とし「大関の意地を見せたいとかではなく、自分の相撲を取りたかった。何でもいいから思い切ってやろうと思った。攻めたのはよかった。あしたから一番一番いい相撲を取っていきたい」と力強く話していました。
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