カープです。
16日、マツダスタジアムで行われたベイスターズとの一戦ですが、15日とは真逆の悔しい展開になりましたね…

【TSS野球解説:山内泰幸】
「先発投手からするとロースコアになると思ったが、まったくそうでなくてカープファンからすると辛い試合展開でした」

森下、東の先発でした。
それでは試合を振り返ります。
15日大量得点で勝利し、連勝を狙いたいカープ。
先発は自身3連敗中と悔しい登板が続く森下が、中5日でマウンドに上がりました。
その立ち上がり、2番牧に変化球を捉えられ、これがレフト看板直撃のホームラン。
初回から1点を失います。

それでもその裏、2番坂倉のこの当たり!
ストレートを完璧に捉え、打球は真っ赤に染まったライトスタンドへ。
チームトップの11号ソロで同点に追いつきます。
しかし2回、連打でピンチを作ると、およそ3か月ヒットが出ていない伊藤にタイムリーを浴び、追加点を許します。
さらに、8番森にスクイズを決められると、その後もベイスターズ打線の勢いを止められず。この回一挙5点を失います。

すると打線は4回、チャンスを作ると打席には、試合前得点圏打率3割越えの矢野!しかし、ここは空振り三振。チャンスを生かすことができません。

3回以降は本来のピッチングを取り戻した森下。
5回71球を投げ、この回でマウンドを降ります。

すると打線は6回、第1打席でホームランを放っている坂倉!うまくレフトへ運び、この試合初めて先頭バッターが出塁します。
その後2アウトとなりますが5番末包の詰まったような当たりがセンターへ。
チャンスを広げます。
ここで打席には月間打率3割超えの菊池!豪快に振り抜くと打球はレフト前へ。
初回以来の得点を奪います。
しかし、その後は打線が続かず…。
15日と正反対のような試合展開で敗れたカープ、4位ベイスターズとのゲーム差が1に縮まりました。

7連戦の最後の試合、悔しい一戦となりました。
山内さん、先発の森下投手のピッチングはいかがでしたか。

【TSS野球解説:山内泰幸】
「立ち上がりから力を込めて投げていたが、序盤は変化球のコースが甘く、ボール1個高くになっていたところをベイスターズ打線に一気に捕まった。3回以降は低めに集めて抑えられたが序盤の失点が大きかった。東投手相手に6失点はつらかった」

森下投手自己最高11勝目がかかっておよそ1カ月勝ちが無い苦しい状況。16日の試合を受けて今後ポイントになってくるところはどこだと思われますか。

【TSS野球解説:山内泰幸】
「ここ最近エラーが目立ってきているのが気になる。16日も小園と菊池の連続エラーで失点に繋がった。上位争いをするためには最近目立ってきているエラーを減らしていくことが大事。カープは投手陣を中心に堅い守りで勝ってきた。もう一度整備して戦ってもらいたい」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。