ラグビーの「パシフィックネーションズカップ」は、環太平洋の6か国が参加する国際大会で、日本は2019年以来、5年ぶりの優勝を目指します。
日本は予選リーグのグループBで、カナダ、アメリカに勝ってグループ1位で準決勝に進み、15日に東京の秩父宮ラグビー場でグループAを2位で勝ち上がったサモアと対戦しました。
最新の世界ランキングは、日本の14位に対して、サモアが13位と、ほぼ互角で、日本は前半6分、フルバックの李承信選手のキックパスから、センターのディラン・ライリー選手がトライを決めて先制しました。
10分にもペナルティートライで7点を加え、さらに16分には、再び李選手がタックルを受けて倒れながらキックパスを通して、ウイングの長田智希選手のトライにつなげるなど、試合を優位に進めて28対13とリードして折り返しました。
後半、日本は4分に相手ボールを奪ってからの速攻で、フランカーの下川甲嗣選手がトライを決めてサモアを突き放し、その後は、両チームがトライ2つずつを奪いましたが、日本が49対27で勝ち、決勝進出を決めました。
決勝は、9月21日に大阪の花園ラグビー場で行われ、日本は世界10位のフィジーと対戦して、ことし1月のエディー・ジョーンズヘッドコーチ就任以降、初となるタイトルを目指します。
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