パリオリンピック自転車男子ケイリンで4位に入賞した岩手県花巻市出身の中野慎詞選手(25)が、9月9日、達増知事を訪ね大会について報告しました。

花巻市出身でパリオリンピック自転車トラック競技日本代表の中野慎詞選手は、9日に県庁の達増知事を訪ねました。

中野選手は今回が初のオリンピックで日本人選手として16年ぶりに男子ケイリンの決勝に進出しましたが、最終コーナーでほかの選手と接触し落車、4位で大会を終えました。

中野選手は「悔しい結果だったが、すばらしい経験ができた。次のオリンピックではメダルを取りたい」と語りました。

達増知事は「パリでの活躍はたゆまぬ努力と挑戦し続ける姿勢のたまものだ」と称えていました。

パリ五輪男子ケイリン4位 中野慎詞選手
「メダルを取って帰ってくるのが一番ベスト。それがかなわなかったのは悔しいが、またリベンジしたいと思っているし次こそはという思いは強い」

中野選手は落車した際、左の鎖骨を折り治療中ですが、10月デンマークで開かれる世界選手権で復帰する予定です。

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