福田富一知事からねぎらいの言葉を受ける(右から)石橋の福田博之監督、田口皐月主将、山下諒太選手、入江祥太選手=宇都宮市の県庁で2024年9月9日午前9時32分、池田一生撮影

 第106回全国高校野球選手権大会に出場した石橋(栃木)の選手や監督ら学校関係者が9日、福田富一知事を表敬訪問し、甲子園で初勝利を挙げた大会の成果を報告した。

 石橋は初戦の2回戦・聖和学園(宮城)戦を5―0で快勝し、16強入り。続く3回戦で青森山田に敗れた。福田博之監督は「甲子園で子どもたちの大きな成長を感じた。県民の皆さんの応援のお陰で、力以上のものを発揮することができた。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 初戦で135球の熱投で完封勝利を挙げた入江祥太選手(3年)は「甲子園で校歌を歌うことを目標に練習してきたので、実現することができ、良い経験になった」と話し、田口皐月主将(同)は「甲子園では一つ一つのプレーに歓声が上がり、高校野球を頑張ってきて良かったと思える場所だった」と大舞台でのプレーを振り返った。

 甲子園初勝利をたたえた福田富一知事は「全国の野球ファンが好感を持ち、石橋高校ファンになったのではないかと思う。見事な活躍ぶりだった」とねぎらった。【池田一生】

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