12日間にわたり熱戦を繰り広げたパリパラリンピックが閉幕しました。静岡県勢は競泳や陸上などであわせて9個のメダルを獲得しました。

日本時間の9日未明の閉会式では、水泳の木村敬一選手と卓球の和田なつき選手が旗手として登場しました。

今大会の日本は金メダルが東京大会を1個上回る14個にのぼり、金・銀・銅 計41個のメダルを獲得しました。

このうち県勢が獲得したメダルが9個です。週末も県勢の活躍が目立ちました。

競泳で4つのメダルを手にしたのが浜松市出身の鈴木孝幸。7日は男子50m自由形の決勝に。勢いのあるスタートを切った鈴木が3番手をキープすると、最後は接戦となりますが終盤に強い鈴木。

タッチの差で2位争いを制し銀メダル。アジア新記録でパリでのラストレースを4個目のメダルで締めくくりました。

6日には藤枝市出身の佐藤友祈も2個めのメダル獲得です。

男子100m車いすのクラス。今大会が初挑戦の佐藤は中盤から追い上げを見せると、
最後に2人をかわして銅メダル、400mの銀に続き2個目のメダルを獲得しました。

また自転車・女子個人ロードレースに出場した掛川市出身の杉浦佳子。53歳での連覇を狙う杉浦は序盤から先頭集団でレースを展開。

白熱のレースはラストのストレートで杉浦が一歩前に出てそのままフィニッシュ!

上位3人が同じタイムの大接戦を制し、悲願の連覇達成!今大会初の栄冠に輝き、自身が持つ金メダル日本人最年長記録も更新しました。

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