T-岡田選手は大阪 吹田市出身の36歳。大阪の履正社高校から高校生ドラフト1巡目で平成18年にオリックスに入団しました。

当初の登録名は本名の「岡田貴弘」でしたが、プロ5年目の平成22年(2010年)に、当時チームの監督を務めていた同姓の岡田彰布監督から「ややこしい」と言われたということで、公募で登録名を募り、「T-岡田」に変更しました。

T-岡田選手はこの年、「ノーステップ打法」を取り入れ、ホームラン33本をマークして、パ・リーグのホームラン王のタイトルを獲得しました。

令和3年には17本のホームランを打ってプロ通算200本塁打をマークするなど、オリックスの25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。

しかし、おととしから出場機会が大きく減り、昨シーズンは15年ぶりにホームランがありませんでした。

通算204本のホームランで迎えたプロ19年目の今シーズンもここまで3試合の出場にとどまり、ヒットは打てておらず、2軍でも打率1割台でした。

関係者によりますと、T-岡田選手は、球団に対して今シーズンかぎりでの現役引退を伝えたということです。

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