パリ・パラリンピックの車いすテニス男子シングルスで金メダルを獲得し、倒れ込んで喜ぶ小田凱人=7日、パリ(共同)

 パリ・パラリンピック第11日(7日)車いすテニス男子シングルスを18歳の小田凱人が初制覇、今大会の日本の金メダル数は14個となり、前回大会の13個を上回った。  陸上で女子800メートル(脳性まひT34=車いす)の小野寺萌恵(北海道・東北パラ陸協)は6位で、男子200メートル(義足・機能障害T64)の井谷俊介(SMBC日興証券)は7位。競泳女子は200メートル個人メドレー(運動機能障害SM5)の由井真緒里(上武大)が6位、100メートル自由形(視覚障害S11)の石浦智美(伊藤忠丸紅鉄鋼)が8位だった。  車いすバスケットボール男子は米国が3連覇し、ブラインドサッカーはフランスが初の金メダルに輝いた。  国枝慎吾さんの話 車いすテニスのパラリンピックの歴史上、一番ハイレベルで一番盛り上がった試合だった。サーブは今、小田選手の右に出る者はいない。全体を通すと、そこの差があった。これから長く、小田選手の独壇場が続くと思う。  小野寺萌恵の話 緊張はしなかった。まずまずいい走りができたのかなと思う。出られるのなら、4年後も出たい。


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