前回の東京大会で2つの金メダルを獲得した杉浦選手は今大会、ここまで3種目に出場しましたが、メダル獲得はならず、最後の種目として2大会連続の金メダルを目指して女子個人ロードレース、運動機能障害のクラスに出場しました。

杉浦選手は、序盤から6人の選手による先頭集団を形成してレースをけん引し、集団の中で順位を入れ替えながら粘りの走りで終盤の勝負に持ち込みました。

杉浦選手は、最後の最後で3人の選手による激しい競り合いをわずかに制してトップでフィニッシュし、1時間38分48秒のタイムで2大会連続の金メダルを獲得しました。

53歳の杉浦選手は、自身が持つ日本選手のパラリンピック金メダル最年長記録を更新しました。

▽銀メダルは、スイスのフルリナ・リリング選手
▽銅メダルは、アメリカのクララ・ブラウン選手でした。

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