ぶつかり稽古で胸を出す琴桜=千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋

 大相撲の大関琴桜は6日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で最終調整し、横綱照ノ富士の休場により出場力士では番付最上位となる秋場所(8日初日・両国国技館)へ「今まで通り変わらずに思い切ってやるだけ。できる準備をしっかりして場所に臨む」と自覚をにじませた。  この日の稽古では本場所用の締め込みを着け、重りを持ったすり足やぶつかり稽古で胸を出して汗を流した。大関昇進から3場所は全て2桁勝利と安定感がある。横綱不在の場所で初優勝への期待が高まり「気持ちを出してやっていく」と静かに闘志を燃やした。  初日は成長株の小結平戸海戦が組まれた。


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